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ロカルノ生まれのスイス人カメラマン
マッテオ・アロルディ氏の個展、箱根写真美術館で開催中

九州ほどの小さな国土に、大小あわせて約1500の湖が点在するスイス。雄大な山々と同じように、神秘的で美しい湖はスイスを代表する大自然の絶景です。そんな湖をテーマに独創的な写真の世界を表現するスイス人写真家のマッテオ・アロルディMatteo Aroldi氏の個展「Il respiro del lago―湖の息吹― 」が、箱根写真美術館で開催されています。

題材に選ばれたのは、スイス国内で最も標高の低いところにあたるマッジョーレ湖。縦に細長くのびる湖の約3分の2がイタリア領となっている国境の湖です。古くからコモ湖などと並ぶ人気のリゾートで、瀟洒な別荘やホテルが点在するエレガントな雰囲気。その湖畔にたたずむ国際的にも有名なロカルノの町に生まれた写真家が、自身の故郷であり、原点ともいえるマッジョーレ湖をモチーフに、約3年間の年月をかけてとり続けた「湖のポートレート」です。

”命ある存在”としてアロルディ氏が捉えた湖は、実に多彩な表情をみせてくれます。時間の経過や季節の移ろいとともに変化し、さらには、湖をとりまく大気や光がつくりだす奇跡的な瞬間の美。ボートが描く波間の模様、霧のベールに包まれた幻想的な湖、神々しい光にきらめく水面など。湖を見つめ、語りかけ、湖の心を表現したという写真家渾身の作品の中から、今回は〈鏡〉〈神髄〉〈精霊〉〈変貌〉〈命〉をテーマに、厳選した48点(パネル・ブック)を展示しています。期間は7月11日まで。ちょうど、名物のあじさいが咲き誇っている美しい季節です。箱根にお出かけの際には、ぜひお立ち寄りください。



マッテオ・アロルディ写真展
「Il respiro del lago―湖の息吹― 」

◉会期:2011年6月15日(水)〜7月11日(月)
◉開館時間:10:00-17:00
◉会場:箱根写真美術館
神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300-432
TEL 0460-82-2717
◉入館料:大人500円(300円)
( )内は小中学生※未就学児童は無料
◉休館日:火曜(祝日を除く)

     
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