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人気の鉄道ルートを含む
注目の世界遺産が新たに誕生しました!

2008年7月、カナダのケベックで開催されたユネスコの世界遺産委員会において、スイスから申請中だった2カ所の世界遺産候補がその高い価値を認められ、新しい世界遺産として登録されることが決定しました。

ひとつは鉄道遺産として大本命といわれてきたスイスを代表する伝統と絶景で世界的に有名な鉄道ルート『レーティッシュ鉄道アルブラ線/ベルニナ線と周辺の景観 Rhaetian Railway in the Albula / Bernina Landscapes』。ヒンターライン地方のトゥージスから、エンガディン地方のサン・モリッツを結ぶアルブラ線と、サン・モリッツからイタリアのティラーノまでを結ぶベルニナ線。ともに約100年の歴史を誇る路線で、アルプスの雄大な大自然を壊すことなく切り開いた驚きの鉄道技術、そして、その鉄道と見事に共存しつつ現代に残された美しい景観は、最も感動的な鉄道区間として、今も昔も多くの観光客に親しまれています。最新のパノラマ車両も走る人気の絶景ルート“ベルニナ・エクスプレス”の路線で、 “グレッシャー・エクスプレス”の一部区間でもあります。

もうひとつは、スイス北東部に位置し、グラウビュンデン州、ザンクト・ガレン州、グラールス州にまたがる約32850ヘクタールの広大なエリア『スイス・テクトニック・アリーナ・サルドーナ Swiss Tectonic Arena Sardona』。約5000万年前の砂岩層の上に約2億5000万年〜3億万年前のペルム紀の火山質礫岩の層がのしかかって存在するという特異な地形が、氷河期後に現ヨーロッパにおこった大規模な地殻変動、大陸衝突によって形成されたアルプス山脈、そして地球の誕生と進化の神秘を解き明かす鍵となり、地球科学の分野で重要な”プレートテクトニス理論(プレート理論)※”を立証するうえでも大きな意味を持つ地形として、世界自然遺産に認定されました。

     
関連地域マップ
グラウビュンデン地方
中央スイス地方
『レーティッシュ鉄道アルブラ線/ベルニナ線と周辺の景観』
『スイス・テクトニック・アリーナ・サルドーナ』