1日の中でも温度差が激しく、天候によっても温度がかなり変化するスイスでは1年を通して、温度調節ができるような服装が肝要です。晴天で無風の日なら半袖Tシャツでちょうど良い時期でも、曇りや風があると長袖の薄手または中厚のフリースが必要になることも。常に薄手のフリース2枚か中厚のフリース1枚を持ち歩き、Tシャツをベースに、状況に応じて重ね着して、こまめに調節するように心がけましょう。また変わりやすい山の天候を考慮して、風除けと雨具を兼ねてゴアテックス製のウェア上下(ウィンドブレーカのようなもの)や、フリースまたはセーターをバックパックに入れておくことをお勧めします。寒さの感じ方には、個人差があると思われますが、耳や頭、首、手など部分的にカバーするだけでも、突然の寒さに対応できます。軽いマフラーや手袋、帽子は効果的です。
アンダーウェア(ベース) |
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汗をかいた時にぬれたままだと体温を奪われるので、吸湿性や速乾性にすぐれた素材がおすすめ。
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化繊と綿が混紡になった半袖Tシャツまたは長袖Tシャツ |
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クイックドライパンツ(速乾性のハイキング用長ズボン) |
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ミドルウェア |
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突然の寒さに対して重ね着するのもなので、軽くて保温性の高い素材がおすすめ
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中厚または薄手のフリースまたはセーター。 寒がりの人は1枚追加。 |
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アウターウェア |
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寒さ対策でもあるが、雨具を兼ねることもあるので防水性、保温性、通気性のよい素材がおすすめ。フード付のほうがより完璧。
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ゴアテックス製ウェアの上下(その他、防水素材のもの) |
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