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  リギ・クルム リギ・クレステルリ
    Rigi Kulm   Rigi Klösterli
 



リギ・クルム駅から黄色の標識を確認したらシュヴェンディSchwändiの方向へスタート。シュヴィーツの谷を見下ろしながら、山の端を歩いていきます。このあたりは放牧地なので、夏には、歩いている途中でたくさんの牛たちに出会うでしょう。いつもカウベルの音が山に響いています。

クルムヒュッテKulmhütteやチェザレンホルツヒュッテChäserenholzhütteの山小屋を過ぎたら、林道に入ります。しばらく下っていくとシュヴェンディヒュッテSchwändihütte到着。小屋のそばにある標識を確認して、デザルプ/クレステルリDes Alpes I Klösterliの方面へ進みましょう。

平坦な道を進み美しい水がキラめく小川を渡ると、今度はアルプ・トリプの山小屋に到着。夏には、新鮮なミルクやチーズなどを直売していることもあります。道はさらにホテル「デザルプ」へと続き、左側の谷へ下りていくとクレステルリの駅が見えてきます。ここで鉄道に乗ってアルト・ゴルダウへ下りることもできますが、さらに反対斜面のリギ・カルトバートまでハイキングを続けても良いでしょう。

 
所要時間 1時間30分
難易度 初級
シーズン
   



POINT
 リギ・クルム Rigi Klum
リギ山が最初に文献に登場したのが1353年。17世紀に "山の女王(Regina Montium )"といわれたことが名前の由来です。山岳観光が幕をあけた19世紀には、鉄道ができる前でも歩いたり馬や椅子で担がれたりと、王侯貴族や芸術家や観光客など多くの人を魅了してきた伝統を誇っています。山頂へは、リギ・クルム駅から歩いて約10分。ややきつい斜面とゆるやかに上っていく2つの道があります。山頂の展望台からは、北側に13の湖、フランスやドイツのシュヴァルツヴァルト(黒い森)、南側にティトリスやアイガー、メンヒ、ユングフラウなどスイスアルプスの名峰を望むことができます。
リギ山の詳しい情報

POINT
 リギ・クレステルリ  Rigi klösterli
中世の巡礼の総本山であったアインジーデルンにも近いリギ山。17世紀につくられた「雪のマリアのチャペル」と修道院のホスピスがあり、古くから巡礼者が集まる名所だったところ。
アルト・リギ鉄道